岡本真夜の代表曲『そのままの君でいて』に込めた親友への想いが、ビーバップハイスクールで紹介され話題になっています。
今回名曲の隠された感動の物語を紹介してくれるのは、ビーバップハイヒール7回目の出演音楽評論家の富澤一誠さん。
今回紹介するのは岡本真夜さんの名曲『そのままの君でいて』の誕生の感動物語です。
『そのままの君でいて』の曲には岡本真夜が親友を想う気持ちが込められているのでした。
今回は岡本真夜の代表曲『このままの君がいて』について書いていきたいと思います。
目次
- 岡本真夜の代表曲そのままの君でいての誕生秘話!
- そのままのいて上海万博パクリ騒動
- 岡本真夜が上海万博のパクリを訴えなかった理由
- 最後に
岡本真夜の代表曲そのままの君でいての誕生秘話!
親友の岡本しのぶとの出会い
高校の頃、同じ苗字とあって意気投合したクラスメイトの岡本しのぶ。
すぐ仲良くなった真夜としのぶはいつも2人で一緒に恋バナをしたり、夢を語り合ったりして過ごしていました。
岡本真夜の夢【歌手】になりたいという夢も応援してくれるしのぶ。
自分の歌のデモ・テープをレコード会社に送り、見事声が掛かり「上京してみないか?」と話がまい込みました。
ところが…
祖父母に猛反対され、上京を諦めているとそんな時、しのぶが「真夜は上京するべきだよ!」と背中をおし、真夜は上京を決意するのでした。
そして上京
上京してもすぐデビュー出来るわけがなく、厳しいレッスンの日々を過ごす岡本真夜。
なかなか上手くいかない日々に自信をなくしそうになる岡本真夜。
そんな時に岡本真夜を救っていたのは親友のしのぶでした。
岡本真夜としのぶは遠くに離れていてもFAXでお互いを励まし合っていたのです。
挫折しそうな時に、しのぶはいつも岡本真夜を励ましていてくれたのでした。
遂に岡本真夜『TOMORROW』でデビュー
遂に岡本真夜が『TOMORROW』でデビュー。
デビュー曲の『TOMORROW』は大ヒット曲になり、誰もが聴いたことがある曲だと思います。
そして、デビュー後、やっとしのぶと再開。
しかし、しのぶは元気がなく岡本真夜は気にしながらも、結局最後までなぜ元気がないのか聞くことが出来なかった・・・。
しのぶと別れてからも、しのぶの様子が気になる岡本真夜はある行動に移すのでした。
しのぶへのエール曲制作
しのぶと再会したものの、元気がなかった事がずっと気になった岡本真夜は、しのぶの為に楽曲を制作をする事を決意。
しのぶを励ます為のエール曲を作る岡本真夜。
その歌詞はしのぶとのFAXの内容をルーツに作られました。
FAXによく書かれていた『そのままの・・・』の言葉がタイトルになりました。
しのぶの為に作った曲は岡本真夜の代表曲の1つとなる『そのままの君でいて』。
しのぶの死、メニエール病発症
しかし、残念ながらしのぶは26歳という若さで突然亡くなってしまいます。
親友の急な死に耐えられないストレスを抱えた岡本真夜は突然、ある病を発症していまうのでした。
その病気は【メニエール病】でした。
朝、起きると足が動かない・・・自分の声が聞こえにくいという身体の異常。
声が聞こえにくいことから、納得する歌も歌えない状況となって追い込まれる岡本真夜。
岡本真夜の頭には【引退】の文字がよぎりました。
しかし、そんな時にある騒動が運命を変えることに・・・
岡本真夜の運命を変えたある出来事とは!?
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